2016年08月14日

オリエント FDJ02002B0



時計メーカーのオリエントと言えば
何を連想するだろうか?
私は少し前までは、文字板に穴が開いている時計とか
雑貨屋に置いてある毒々しい色の文字板の
金メッキケースの時計が浮かんできた。
しかしロイヤルオリエントの銀無垢を手に入れて
オリエントの見方が変わった。ここを過小評価していた。
私の時計欲にトドメを指したモデルを紹介しよう。


今回、入手したのは
オリエント REF:FDJ02002B0
オリエントの海外モデル逆輸入品。

IMG_7649.png





【スペック】
cal.40P51 6振動/s
手巻き付自動巻き・秒針規制アリ
日付・パワーリザーブ表示・GMT機能付き
ケース径40.40o、厚さ11.98o
50m防水
風防はサファイアガラス
(無反射コーティングなどはない)
裏スケ部分はクリスタルガラス
SS無垢の7連ブレスレット(ラグ幅20o)

IMG_7651.png





【ケース・ブレスなど】
りゅうずはロゴなどなく、のっぺらぼうでちょっと残念。
ケースの造りは全面ポリッシュでエッジなどの仕上げは
ヌルっとしているというか特に行っていない。
ケースの厚さが約12oのため結構存在感はある。
ブレス、弓カン共に無垢。
弓カンはモッコリしていてブレスとの一体感を若干損ねている。
バックルはワンプッシュ観音開きで着脱は軽快、クラスプも分厚い。
ただしブレスの半コマやバックル部分の調整箇所が無いため
微調整はできない。
私の場合は3コマ抜いて、125グラム。

IMG_7654.png





【文字板・装飾など】
文字板中央部分にはギョウシェ彫り。
外周には24時間表記の内ベゼルがあるがプラっぽくて安っぽい。
本機もオリエント名物「短い針」が搭載されているけど
前記の内ベゼル構造でほとんど目立たない。これはプラス要因。
インデックスは変に安っぽくはないが高級感もなく値段なり。
針自体はバリなどはなく、悪くない出来。

ムーブメントの装飾はローターにブランドロゴと
コートドジュネーブぽい模様。
自動巻きユニットとテンプ受けにはペルラージュっぽい模様。
いずれも「ぽい」物で、無いよりまし程度。
ローターの向かい獅子マークは結構好きだけど
見どころのある機械ではないと言う意味では
どこぞの6Rとかと同じ。

旧オリエントスターGMTがCAL.40P51搭載
現行オリエントスターGMTがCAL.40P53搭載で
細かい部品の違いはあるのかもしれないが
装飾が違うだけで同じように思う。





【機能・操作性】
24時間針は独立稼働ができてちゃんとGMTになっている。
手巻きの感触はギギギ・・・と面白みはなし。
パワーリザーブは40時間とやや短め。
日付早送りはもちろん可能。
りゅうずは径6o・厚み4o程度と大きめで扱いやすい。
時刻合わせで針のふらつきはなくMADEINJAPANムーブの
出来の良さがうかがえる。

最大の特徴はGMT機能であろう。
複雑機構でもないのに各社エントリーモデルでGMTは
あまりお目にかかれない。
一応GMTについて補足だけど
基本三針(時分秒)以外にグリニッジ天文台の時刻を表示できる
転じて「別の時刻を独立表示できる」のがGMT機能であり
単に午前午後がわかるだけの「24時間表示」とは異なる。

そして、過去の所有モデルの通り
ロレックスエクスプローラー2 REF:16570や
ボームアンドメルシエ
クラシマエグゼクティブGMTパワーリザーブなど。
私はGMTが好みなのだ。





【総合】
色々機能が付いていて針が5本も文字板上にあるにも
かかわらず、すっきり精悍な顔つきで非常によい。
価格的には間違いなく安いが、安っぽさはない。
マイナス面もいろいろ書いたが致命的な欠点が無く
バランスのとれたいい時計だ。

本機ORIENT FDJ02002B0は
定価840ドル。白金コンビは880ドル。
海外モデルだけに海外サイトを見ると
円換算で実売50K前後になるところが多かった。
しかしなぜか秋葉原のオリエント有名店で16.8K。
このスペックからして奇跡に近い価格設定。


カラーバリエーションが白と白金コンビと黒の3種あり
白もなかなかにカッコいい。2つ逝ってもいいくらいだ。
しかし、見れば見るほどオリエントはいい物を作っている。
そして某所の値引き率が相まってセイコーさえ圧倒する
コストパフォーマンスを実現している。
しかし、デイト付きの時計で締めるとはおもしろい。


posted by たいぞう at 15:54 | Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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