2013年08月03日

56キングセイコー


56キングセイコー

最近これを購入した。
と言うのも、ロレックスオイスタークオーツ
探していたところ、メンテ代が結構バカにならない。
70年代のクオーツを探していたら、セイコーでも
同じようなデザインのものが結構あるわけで。

クオーツタイプ2
キングクオーツ
グランドクオーツ

このあたりはオイスタークオーツに似ている。
パクッたパクられたの話はさておき
ケースとラグやブレスレットが一体になっている
デザインはおそらくこの年代のトレンドだろうか。
オメガも似たデザインの物を多数リリースしている。

それでこの年代のセイコーの時計を探していたところ
キングセイコーに出会ったと言う経緯。
金の時計にもなんとなく惹かれていて
血迷って購入したのがこれ。


5625-7113 (1).jpg





56キングセイコー言われていて
中の機械が28800振動のCAL.56○○となっている
自動巻きのシリーズで56キング
なんて呼ばれている。
かつてよく売れたセイコー機械式時計
持ち主よりも大分年上w



でも、これがすごくて
キングセイコーは今は存在していない
モデルで、機械式時計の精度でセイコー
世界にその名をとどろかせた時代の
グランドセイコーに次ぐ高級機。
グランドセイコーGSと略され
キングセイコーは同様にKSの愛称があった。

当時の準高級機らしく
バーインデックスは立体的で
SEIKOやKSロゴも立体になっている。

インデックスがおもちゃみたいなSARB033とは
比較にならないくらい立派。
時刻合わせの針ブレもない。
ケースのラインやエッジもなかなかよい。

ちなみに56ムーブ系の時間を合わせる時って
文字盤12時を上にして正対したポジションから見て
りゅうずを2段階引いて(ハック有
りゅうずを「反時計回り」に回すと
文字盤上の針が、「時計回り」に回るのね。

6R15は同様のポジションで
「時計回り」にりゅうずを回すと
針も「時計回り」に動くので若干
違和感があった。

ちなみにETAムーブTUDORボーム
56系と同じ、
りゅうずを「反時計回り」に回すと
針が、「時計回り」だったな。

話しが逸れるけど
ロレックス
サブノンデイト
Ref.14060M Cal.3130
エクスプローラー2
16570 cal.3186
(うちのはランダムシリアルだからおそらく3186)
は両方とも
時計回りで時計回りの6R15タイプ

SクラスコピーでもETA搭載なら
りゅうず操作で見破れますな。

ネットで調べてみると
Cal.31355桁デイトジャスト等も
6R15タイプ
偽物の大多数で使われる
ETA社 2836-2や2824-2
56系タイプだから
偽物のほとんどをこれで看破できることになる。

会社で同僚が「ロレックス買った」とか言って
実はS級コピーで、パッと見わからなくても
時間調整してもらえば見抜けるから
実際そんな場面で、偽物見抜いてその同僚と
仲悪くなっても私は責任持ちません。



話しがとんだけど56キングセイコー
針もシンプルで悪くない。
もちろんバリもなくきれい。
丁寧に作られた印象を受ける。

5625-7113 (2).jpg




56系ムーブの手巻きの感触もチキチキ・・・と
非常に心地よい。これホント!!
コンディションにもよると思うけど
やったことない人は試してみる価値はある。
6R15は手巻き「じりじり」・・・と面白くない。

そして特筆すべきは精度。
初日は平置きで日差0。
まさかと思って、次の日は装着して
プラス1秒。
数日試して、平均日差プラス0.5秒。

この1件をもって当時を評価できないし、
機械式に突き詰めた精度は求めてないけど
少なくとも40年前に製造された
この個体は「世界のセイコー」の精度
伝えてくれた。

この56系にはお約束の
日付の早送り機能が壊れていたことで
安く手に入れられた。
※時間経過では日付は変わる

SARB033の実売価格で
この56キングセイコー
3つほど購入できたりする。

ただ、防水性能は期待できないことと
交換部品が基本的にないことがアキレス腱。
まぁ、安いんで同じのいくつも買えば
部品の話は解決するけど。





posted by たいぞう at 01:14 | Comment(10) | SEIKO(OLD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しみに拝見してます( ̄^ ̄)ゞ
今日の記事またもや勉強になりました(≧∇≦)
Posted by つるりん at 2013年08月03日 01:39
つるりんさん
いつもありがとうございます。嘘が無いように精進します。
Posted by たいぞう at 2013年08月16日 22:01
56キング−−−欲しくなってきました。マズい!!!
Posted by NINJA300 at 2014年01月05日 12:26
NINJA300さん
56キングセイコーいいですよ!価格もお手頃ですし。
Posted by たいぞう at 2014年01月13日 19:57
初めまして。
私のサブマリーナが14060Mのひとつ前、14060だったのでリューズを回して確かめてみると、なんと時計回りで反時計回りに針が進みました。
おかしいなと思い調べてみると、14060Mからムーブメントが変わったため逆の動きになるのは正しかったようです。
14060Mもモデルごとに文字盤の表記や、ルーレットなど変わるのでややこしいですね。
Posted by pan at 2014年01月31日 19:58
panさん

はじめまして。
最近の5桁モデルですと
14060がノンクロノメーターのcal.3000
14060Mは2種類あって
ここでテンプ受けが両持ちブリッジになっていたはず
前期がノンクロノメーターのcal.3130
後期型が私の持っているクロノメーターのcal.3130
このあたりでパラクロムヘアスプリングになっている
・・・でしたっけ。
見た目ほとんど変わらないですが、中身(の輪列)が変わるとそれがりゅうず操作に影響が出るみたいですね。
Posted by たいぞう at 2014年02月02日 17:23
親切な方がネットで公開してくれている、75年のセイコーカタログを見ています。KS5625-7111と8000。ステンベルトで価格は同じ。見た目もカタログで良く解かりませ。?リューズが違うっぽい?何かご存知でしたらご教示下さい。
( ゚Д゚)
Posted by とらお at 2015年10月19日 20:57
とらおさん

8000なので文字板径が少し大きくて、ガラス周りの構造もちょっと違ったと思います。りゅうずはご指摘のようにKSマークが無いみたいですね。

並べてみたらケースとかも微妙に違うかもしれないです。本当に細かい部分でなぜか変更している事が多いみたいです。
Posted by たいぞう at 2015年10月21日 22:02
ご教示有難うございました。本当に当時の時計たちはバリエーションが豊富ですよね。オクやブログを閲覧していても日々新しい出会いがあります。
( ゚Д゚)
Posted by とらお at 2015年10月22日 07:39
とらおさん

本当にバリエーション豊富ですね!それだけに詳細な資料がほとんどないのは残念なところです。
Posted by たいぞう at 2015年10月31日 23:38
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