2013年10月26日

44キングセイコー



44キングセイコー
CAL.44○○系の総称で
大きく4種類ある

1.キングセイコーセカンドモデル
CAL.44Aを積んだ非防水タイプ1STに外観が似ているがダイアルの
KING SEIKO」のロゴが6時側に来ている
CAL.44A ケース2000

2.スクリューバックケースの
CAL.44A ケース9990 
4402に似ているがノンデイト

3.クロノメーターCAL.4420A
通称44キンクロ(キングのクロノってことか) 
一応、ほかの44系とは2石多くなり、別物扱いと言うことになっている
ちなみに4420Bグランドセイコーにも搭載されている

4.デイト機能が付いたCAL.4402
日付が付いているのはこれだけ
他は全部ノンデイト

共通していることは手巻き5振動/s(18,000振動/h)の
ロービート第二精工舎(亀戸工場)製



今回購入したのは
キングセイコー 4402-8000
スクリューバックケースで日付付きだから
現在でも十分に実用できると思う。

・5振動/s
・手巻き
・秒針規制付き
・りゅうずによる日付早送り

日付の早送りは「進める」ことも「戻す」こともできる。
もちろん禁止時間帯の縛りはある。
りゅうず操作での針ブレもない。

56系もそうだったけど、この辺はセイコー
伝統みたいで時間合わせなどの操作性は抜群によい。
運針は軽く、止めたいところでピタリと止まる。
りゅうずも手巻き用に大きめで○。

45系(切れやすいゼンマイと周辺歯車道連れ)
56系(日送りトラブル)と違って欠陥がなく
ロービートで摩耗も少ないため使い勝手がいいと思う。


例の近所の時計屋にオーバーホールに出して
2週間ぶっ続けで使用してプラス12秒。

まー進んだり、遅れたりで結果の12秒だけど
1日に5秒以上ずれた記憶はないし
これが5振動ロービートの約50年前に造られた
ものだから驚異的。

この個体は、4402の前期型
文字盤に稲妻のような亀戸マークがない

4402-8000 正面.jpg









他にも前期型の特徴は
ギザギザの幅が大きなりゅうずと・・・

4402-8000 サイド1.jpg









裏蓋の楯メダリオン。

4402-8000 裏フタ.jpg










「昔は高級機だったぞ」と主張するかのような
真っ白に光を反射するラグ

4402-8000 ラグ.jpg









分厚いプラ風防はなんと言うか雰囲気がある(と思う)

4402-8000 風防.jpg










ダイアカットされた針と面取りされたインデックス
僅かな光でもとらえて輝く
グランドセイコーみたい

4402-8000 サイド2.jpg










・・・かっこよすぎる!!


ドナー登録(部品取用にもう一つ購入)も完了

4402-8000 ドナー.jpg







ムーブメントはこんな感じ

IMG_5293 - コピー.JPG


テンプが大きく、受けは両持ちブリッジ






角穴車と丸穴車

IMG_5294 - コピー.JPG

飾り彫りと言われる鏡面仕上げが歯車にされていて
これは高級機の証だという。
歯車の「歯」部分も面取りされている。
ネジのあたまも磨かれていてきれい


これが、現行のSARB033より安いため
個人的にはお買い得だと思う。

防水・部品・メンテの面で不安があるから
万人に薦められるものではないが。
あと、オールドセイコー現行を比べて
プロレスさせるつもりもない。

ただ手巻きの感触は44よりも56系好み

古い上にロービートなのに非常に正確に時を刻む。
エッジの効いたケースに太いラグは現代的だし
面取りされた針・インデックスグランドセイコーにも通じると思う。
身に着けるものとしても、非常にいい。

約半世紀前に、この手のデザインは完成されていたんだなー
と感心した。いいものは変わらないってやつか?
ちなみに聞いてみたんだけどセイコーでは、もうこれの
メンテナンスは受け付けくれないみたい。
半世紀前の物じゃさすがに無理か。




posted by たいぞう at 16:01 | Comment(0) | SEIKO(OLD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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