2015年04月05日

部品表見ての駄文


かつてのセイコー45系はゼンマイが切れやすいという。
10振動で強いゼンマイを使っているにもかかわらず
薄型の設計のためと言うことが原因のようだ。

よく比較されるセイコーの初10振動機である
ロードマーベル36000に搭載されたcal.5740c
ゼンマイ切れの話しは聞かない。
なんでだろー?と思って
セイコーの部品表を参照すると

cal4520 - コピー.JPG





cal5740c - コピー.JPG



cal.4520…
機械落径:27.00o
機械厚み:3.50o

cal.5740c…
機械落径:27.60o
機械厚み:4.40o

ちなみに落径とは
ムーブメントをケースと組み合わせる場合
係合する地板または地板に相当する部品側面の直径。
セイコーHPより

大分違いますな。
薄型設計のためゼンマイに厚みが持たせられなかったのだろうか。
ちなみにセイコーの自動巻56系52系

cal5646- - コピー.JPG




cal5256 - コピー.JPG



cal.5646A…
機械落径:25.60o
機械厚み:4.50o

cal.5256A…
機械落径:25.60o
機械厚み:4.20o

52系56系より0.30o薄い設計となっている。
この数字を出すのにどれくらいの技術的な努力が必要なのか
私には定かではないが52系の仕様では調整系統に力が入れられている。
反対に52系に対して56系は部品数がかなり少ない。
よく諏訪が合理的とか言われているようだけど
その意味がなんとなく分かった気がする。

cal5646 - コピー.JPG






cal5256- - コピー.JPG



*表では56系が1ページで完結しているのに対し52系
次ページにも構成部品が記載されている
*構成部品に外装系統は含まれていない

52系はコダワリの仕様となっているのだろう。

ちなみに562X(56キングセイコー)のテンプと
564X(56グランドセイコー)のテンプは
同じ部品番号310561だけど
GSの方は温度不感ヒゲだったはずだと思ったが
キングも同じものを使っていたのかなー?



posted by たいぞう at 18:08 | Comment(0) | SEIKO(OLD) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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