2017年08月04日

ばね棒外し



ばね棒外しBAMBI社のものを使っている。
確か秋葉原のヨドバシあたりで購入した記憶があって
今ネットで調べてみたら、BAMBIのばね棒外しって
意外にも高価だったんだね。





bambi - コピー.png




他のばね棒外しを使ったことがないので
比較はできないけど、このブログを始めたころに購入して
ずっと使い続けている。棒状とY字のアタッチメントが
先端についていて、どちらも非常に丈夫だと思う。
折れても交換できるけど
幸いにも折れたことはない。

ばね棒の着脱だけでなく
オールドセイコーのベゼル裏の錆を
ばね棒外しの先でガリガリ削り落としたりとか
オシドリ押したりとか
たまにマイナスドライバー代わりにしたり
裏ブタ閉める際に利用したり
本来とちがう用途に使っているけど
ビクともしていない。
先端が薄くて鋭利で強度もしっかりあるので
とても錆を削りやすいのである。
私のBAMBI社製ばね棒外し
数十のオールドセイコーの錆を削り落としてきた業物だ。

本体部分の太さ、長さも取り回しやすくて
途中でちょっと太くなっていて力をかけやすい。
本来の用途でももちろん問題ない。



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2017年08月03日

セイコーの正規オーバーホール





56ks.png
seiko ks 5621-7000 automatic roman 





とりあえず3本いっとくのはヲタクの基本と言われるが
(保存・使用・鑑賞)。
時計を手に入れるとメンテに出したくなる。
外装は全部ばらして自分で納得いくまで洗浄する。

少し前からセイコーの4Sにはまっていると書いたけれど
手巻きに限定して少しずづ手に入れていて
手に入れてはセイコーサービスオーバーホールに出している。
大体3週間くらいでOHから上がってきている。
窓口の対応も丁寧だし、一時ネットでうわさされていた
正規メンテあまり評判よくない説?は
私の中ではすっかり都市伝説と化した。
4Sの精度に関しては、きっちり調整して
仕上げている感じではないような気がする。
ちなみに私は最近あまり精度は気にならない。

それで、何本もメンテに出しているうちに面白いことがあった。
私の場合は、外装は少しいじることができるので
中の機械をOHしてもらえれば基本的にOKで
その分、外装関係でコストがかさまないように
ある時自分で、ガラス交換をした個体をOHに出した。

OHが無事に終わって、ふと見ると私が載せたガラスが
交換されていて、別のガラスが載せられていた。
ガラス交換したのですか、と聞いてみるも
セイコーでは交換していないとの回答。
私の載せたのはドーム状のプラ風防だったのに
ガラスの風防にかわっていたから間違いない。
「プラに交換したの私です」と言いたいのを抑えて
窓口で何度か確認したが、やはりガラス交換は
していなかったとの回答。
ケースの番号を確認してみても、私のもので
間違いなかったので、時計を取り違えられたわけでもない。
だから、メンテの際に交換したとしか考えられない。

話を聞くと防水試験をパスしているとのことで
防水性を確保するために恐らく交換してくれたのだろう。
プラ風防では試験通らなかったのかな?
ガラス換えると雰囲気変わったりするけど
ちゃんと代替部品で対応してくれたみたいで
ベゼルと風防の一体感もある。
部品代もとられてないし別にいいんだけどね。
しかしなぜ頑なに交換していないというのだろうか?
OH代もこなれていて扱いやすいよ4S

posted by たいぞう at 08:00 | Comment(0) | 修理など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

セイコーローレル(seiko laurel)4S24-0030 LJAL600の風防ガラス交換




セイコーローレル(seiko laurel)
4S24-0030 LJAL600の風防ガラス交換

LJAL600 (6).png












時計の風防ガラスって大まかにパッキンかまして圧入するタイプと
接着するタイプに分かれていて、かつてのセイコー56系の時代から
現在まで基本的に変わりはありません。

今回の時計はセイコーの90年代の4Sムーブを搭載した銀無垢ローレル
CAL.4S24の8振動手巻き機械で
青色のブレゲ針、ギョウシェ文字板、ドームガラス、菊型のリューズ。
銀無垢ケース・金無垢ベゼルと言う希少なスペック。
ロイヤルオリエント銀無垢の様に表面処理がされていないので
この銀ケースは使用に応じて変色していく。
手入れに手間がかかる分、愛着もわいていくのではないか?
青色の針は【青焼き】でこそない物の非常に深くていい色合いだ。
このローレルの針は以前のボームアンドメルシエの青焼き針と比べても
色や質感で違いは見られない程のいい仕上がりだ。
ブレゲ針の丸の内側などもしっかり青くそれなりにコストが掛っていたのだろう。
現行の青塗のわざとらしい色ではない所がよい。
ケース径は37oほどでわたしの好みのサイズ。
このサイズ感が大事なのだ。
当時のセイコーの力の入れ方がうかがえる良品。

この4S24-0030はメーカーメンテ自体は可能だけど
ドーム状のガラス風防がすでにメーカー交換部品はなく
ガラス別作で8,000円〜、プラス工賃またはOH料金とのこと。
ガラスさえ用意できれば簡単に交換できるし
何より財布にやさしくて漱石さん一人でカタが付く。
ならば自分でやっちゃいましょうということでガラス交換。


ケースをばらすとこんな感じ。

LJAL600 (2).png


左から
ケースバック
ミドルケース
ベゼル
ガラス
・・・ロードマチック位の流通価格ならともかく
私にとってKS以上の価格の物をマニュアルもなく
ネットに情報もない物をばらしていくのは結構勇気が必要だった。
LMさんをバカにしている訳ではないのだけど。




以前ガラス交換の記事を掲載した56系キングセイコー
構造的にはこれもほぼ一緒。
だから手順も基本的には前回の記事と一緒。
凄いのはベゼルは18KPGで約6グラムあること。
金のグラム当たり4,700円換算で約21,000円ほどの価値があることになる。
これ、時計価格に占める割合としてはかなり多いんではないのかな。
ちなみに当時の定価は確か70,000円+税。

LJAL600 (4).png






この4S24-0030 LJAL600のガラス径は31.0o。
純正の型番は310A11JN02。
4S24-0070とかも同じだった気がする(曖昧)。
そう、セイコーの純正ガラスの型番の頭の3ケタはサイズを表す。
型番がわかれば、あとは汎用ガラスを探すこともできるのだ。
ただし、形状が違って嵌らないとか雰囲気変わったりとかするので
修理は自己責任においてお願いしたい。

さてこのSEIKO LAUREL 4S24-0030 LJAL600だけど
フラットガラスだと雰囲気が変わる上、針などと干渉するため
ドーム状やボックス状のガラスが必要になる。
構造は、ベゼルにガラスが接着してあり
そのベゼルにパッキンをかましてケースに圧入する。
イメージとしてはホント前回の56KSと同じやり方でOK。
ベゼルを取る際には、ケースの裏側から手で押しだせば
簡単に取り外せる。圧入の際もベゼル挿入機はいらなかった。





接着にはいつものセイコー接着剤。

LJAL600 (5).png







ガラスがベゼルにちゃんとくっついたら
ケーシングして完了。非常に簡単でした。

LJAL600 (1).png

ギョウシェとPGのベゼルがすばらしい表情を作り出す。
うーん、いい(自己満足)。
posted by たいぞう at 08:37 | Comment(6) | 修理など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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